令和6年2月 NC17 CBR400F 新規3年車検 書類発行 保安基準適合年 昭和59年


久しぶりに在庫の書類登録しました。
初度登録年月 令和6年2月
令和9年2月までの、新規3年車検取得
保安基準適合年月日 昭和59年5月30日

こちらは、曲がったフレームを2個1で修理しました。

サンプルはたくさんあるので、
スイングアームピボット、前、下側のエンジンマウント、エンジン上の横の2本のパイプの5点の距離を参考に、フロントフォーク迄組み込んで位置決めしました。

エンジン上の左右にわたる2本のパイプは車両により左右で±5mm、
車両ごとの誤差が±5mmくらいは誤差があるようでした。

得体のしれないフレームよりはまっすぐだと思います。
これより先、気にされる方は精密に測定、修正に出してから組んでください。

手で持ってレーザーを当てながらカメラで撮影したため、画像ではまっすぐに見えないかもしれませんがほぼまっすぐに見えました。


CBR400F エンジン シリンダー ヘッド 腰上


エンジン整備の記録として残しておきます。

EX4、赤丸部分の穴が拡大されていました。
上側にもダウエルピン入れて、締め付けた後に手でカムを回しても問題なさそうでした。
プラスチゲージでの計測も、クリアランスも問題はなさそうでした。

油圧保持の為にいろいろ部品も変わってますね。

中空カム

カムホルダーの淵はゴム砥石で面取りしました。


ピストンは中古、ピストンリングは新品、面取り加工。

シリンダーは中古スリーブ入れ替え、上部面研。
3番が若干圧縮低いのは、スリーブのせいかな。

次回は、オーバーサイズピストンで、ボーリングしたほうがいいですね。

シガモ

CBR400F エンジン 腰下 クランク


エンジン整備の記録として残しておきます。

クランクのメタル(メインベアリング)は、令和5年4月現在で、黄、緑、茶、黒しか手に入りません。

左から4番目のメタルはプライマリーチェーンの力がかかるためか、溝無しの強化タイプ?になり、緑しか手に入りません。

お金をかければ、溶射、研磨していくらでも修理はできますが、
私は貧乏症なのでコスパ最優先です。

その為に部品取りエンジンを買ったりして本末転倒な場合も多々あります。

その前の前提として、後期のオイルポンプ、コンロッドのエンジンでやったほうがいいです。

前期のCBX、CBRはメタルの焼き付き、コンロッド小端部がガタガタのものが多いと思います。
ポンプが良くなくて、メタルが死んだら、当然ポンプも死ぬことになります。
そうなると、ヘッド、カムシャフトも死んでしまうことになります。
ベース選びも大事だと思われます。

まずは、オイルパンをはがしてメタルカスがないかの確認です。

こちらはヘドロ状のものはありますが、メタルカスなどなく大丈夫そうでした。
ドレンボルトは下側ですが、ストレーナーも低いタイプのオイルパンです。

多分、教習車のエンジンで、内部部品は後期仕様でしたが、1型マフラーなので、ドレンが下なんだと思います。

プラスチゲージにてクリアランス測定し、
結局、中古メタルそのまま組んでますが、左から2番目のメタルが交換したほうが良さそうですが、とりあえずそのまま組んでいます。
一応、マニュアルでは0.050以上で交換です。

シガモ